大阪大学受験 葦牙(あしかび)予備校
京大・医学部合格 清水健司君

 「夏休みは一日10時間勉強した」「睡眠時間は一日4時間半だ」と「どや顔」で言いふらす奴に、「勝手に言ってろ、馬鹿!」何のための受験勉強か考えもせず、成功への方法も考えずにやっていたって、ただ、ボーっとしている時間が長いだけだろう。
 僕は考えた。工学系の学生に漢文や古文が要るのか。将来弁護士になる人間に微分や積分が要るのか。そんなものがいるとは考えられない。じゃあ、なぜ大学は入試でそんなものを要求するのか。大学は僕たちの努力をはかっているのだ。大学は才能よりも努力をはかってくれているのだ。努力で成功するなら、これを使わない手はない。
 努力すればいい。しかし、入試までの時間は限られている。時間には限りがあるのだ。やみくもに勉強している時間はない。まずは、勉強方法の確立だ。
 数学はどうする?数学はできる問題で落とす奴がいるから失敗するのだ。定石通りに解ける典型的な問題は徹底的にやってしまおう。演習を山ほどやって、解法を完璧に身につけてしまうのだ。しかし、京大は典型的な問題だけで勝負できるわけではない。ひらめきを要求する問題もあるのだ。では、いかにするか。手はある。アプローチの方法をいくつも身につけるのだ。まず、赤チャートをやろう。難問を使って頭の訓練をするのだ。そして、友だちと議論をしよう。いろいろ考え方を知ることができる。大学の教科書だって使ってしまおう。
 次は英語だ。やはり単語を覚えることが第一だ。僕はデーターベース4500,5500を使った。例文がついていて覚えやすい。そして、読解だ。速読英単語の必修編から上級編へ、そしてリンガメタリカと進もう。しかし、京大は抽象的な話題が多い。思想の初歩も英語で読もう。インターネットの活用だ。ソクラテスだってプラトンだって、インターネットを検索すれば、僕たちに読めるものがすぐ見つかる。どんどんいろんなテーマの英文を読んでしまおう。しかし、これだけではだめだ。京大英語で英作は落とせない。まずは、基本英作300選だ。これを覚えれば、簡単な英作は書ける。しかし、これだけではあの京大の英作で高得点は取れない。次は、新家先生執筆の「革新的英作法」だ。この本は、こんな小さな塾からは考えられないほど高度なのだ。これをマスターすれば、あの京大の英作が自信を持って書けるようになる。これを使わない手はない。そして英作の技術をマスターしたら、どんどん添削してもらおう。
 最後は過去問だ。出題者だって、それほど特殊な問題は作成できない。英語も数学も過去問を25年分くらいやってしまおう。
 これで主要教科はばっちりだ。後は、物理・化学の対策だ。国語はあまり自信がない。しかし、ここまで計画を立てれば大丈夫だ。これで突っ走ろう。
 僕の信念は正しかった。僕の合格がそれを実証してくれた。僕は自分の方法をこれからの受験生に押しつける気はない。しかし、受験勉強の意義と方法論だけは自分のものをしっかり持つことが大切だということだけは最後に力説しておこう。

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