大阪大学受験 葦牙(あしかび)予備校
反省の記
S.N君

 僕は中2の頃から葦牙に通い始めました。まあ、あまり真面目な塾生ではなかったですが、高1になると塾長からの具体的なアドバイスも増えましたが、塾長の言うことはいつも一緒で高3まで変わりませんでした。「速読英単語を完璧にせよ」「基本英作300選をいつでもどこでも口をついて言えるように、また書けるようにせよ」「チャート式数学をこなせ」「新しいことをあれこれするな。一つのことを完璧にしてから次の新しいものに手を出せ」、こんな「当たり前」のことを耳にたこができるくらいずっと言われ続けました。
 高3までクラブをしていて、ただでさえ時間のない僕は、言い訳ばかりでなかなかこの「当たり前」の勉強方法を取り入れようとしませんでした。心の中では、「うるさい!分かっているわ、くそじじい!」と思っていました。まあ、僕は素直なタイプではないので言われると反発するのですが、でもしつこく言われてやらなかったけど、なぜか塾は通い続けていました。なぜ、通い続けていたのか僕にもよく分からないのですが、とにかく通い続けていました。
 結局、僕は最後まで間違った勉強法で受験を迎えることになりました。もちろん結果は不合格。当たり前と言えば当たり前。京大を完全になめていました。僕は生まれて始めて「負けた、あのくそじじいに」と思いました。よくよく考えてみると、僕の双子の兄(現役・東大合格)は、僕が「くそじじい」と言っている塾長が言っているような勉強方法を着実にやっていた、「当たり前」の勉強をしていたのでした。
 賢い人間は賢い勉強をしている。でも90%以上の人間は凡人だ。凡人は凡人らしく賢い人間が言う「当たり前」の方法で勉強するのが一番成績を伸ばす正しい方法だ。僕は自分の失敗から、自分という人間がどういう人間か、そして僕のような「凡人」はコツコツと「当たり前」の勉強をすることがいかに大切かということを悟った。大学受験を試練として与えられた人間は苦を克服して「当たり前」の勉強をコツコツとやるしかないと分かっただけでも今年の1年は僕にとって決して無駄な1年ではなかったと今は思っています。今年こそは塾長が言う「当たり前」の勉強を実戦して塾長に僕の力を見せつけてやる、という思いだ。

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